“SNS疲れ“というワードが登場してから早数年、ぐるっと回って再び匿名性の高いサービスが注目を集めています。
筆者が10代の頃は2ちゃんねる全盛期で、当時は掲示板にしろチャットにしろ完全匿名というのが当たり前でした。
しかしfacebookの登場で匿名の時代は一度終わりを告げ、WEB上での言動にも現実と同じかそれ以上に制限がついて回るようになります。
結果として現実とWEBの境界線が曖昧になり、スマホがある限り一人でいるときですら休まらないという極限の状態を作り出してしまいました。
そんな流れの中匿名にこだわる人が増えるというのは当然のことで、今回ご紹介する『HONNE』はそのど真ん中を突き進むアプリといっても過言ではありません。
誰にも気兼ねなく言いたいことが言える場所、思ったことをストレートに表現できる場所というのがきっと今の私達には必要なのです。
完全匿名のSNSアプリ
『HONNE』は知人には聞かれたくないけど誰かに聞いてもらいたい、そしてリアクションしてもらいたいというワガママを叶えられるアプリです。
リリースしたのは株式会社ブレイブソフトという企業で、SNSでは比較的珍しい日本国内発のサービスとなるようです。
Appストア、Google Playストアでの評価はどちらも☆4.5以上を獲得しており、こうしたアプリをユーザーが待ち望んでいたというのがよく分かる結果となっていますね。(2018年9月26日時点の評価です)
シンプルなUIでとても使いやすく、一度に投稿できる文字数は112文字8行以内までです。
利用するのに登録は不要で、インストールしたら軽めのマニュアルが表示されてすぐに利用を始められます。
アカウントという概念がないのでフォロー/フォロワーのような関係性は必要なく、投稿されたメッセージにマークを付けたりコメントをしたりすることは可能です。
平日の昼間でもタイムラインが流れる
実際にインストールして使ってみましたが、最初に選んだジャンルの最新投稿が平日の昼間であるにも関わらずどんどん流れていきます。
カテゴリは雑談や社会を始め恋愛、アニメ、ゲームなど全17ジャンルあり、登録したカテゴリによっては中々ヘビーな内容がタイムラインに表示されるので注意しましょう。
主なユーザー層は中高生および女性のようで、多感な分ストレスを抱えることが多いのかもしれません。
匿名のメリット・デメリット
完全匿名の良いところは絶対に自分だとバレないこと、それから普段は絶対に口にできないことでも平気で書き込めることです。
現実世界では自分の意見をなかなか言えずにいる人でも、WEB上では別の自分を作り上げて堂々と発言したり発信したりできるのもいいところでしょう。
しかし中には行きすぎてしまう人がいるのも事実で、通称“荒らし“と呼ばれる迷惑行為をする人がいるのも匿名性が強いサービスの特徴です。
またどんな発言も基本的には自由ですが、犯罪性のあるものに関しては一人一人に割り振られたIPアドレスから個人の特定が可能なのでくれぐれも注意しましょう。
たまに大喜利している人がいる
筆者は登録したカテゴリがあまり良くなかったせいなのか、比較的重たい内容の投稿がタイムラインにズラッと並んでいます。
しかしたまに背景画像で大喜利を楽しでいる人もいて、いろいろな人が『HONNE』というサービスを自分なりに使っているんだということを伺い知ることができました。
ちなみにカテゴリはマイページの設定からいつでも変更が可能で、選択し直した所とても平和なタイムラインになりました。
このアプリは基本使用に関しては無料ですが、月額300円のプレミアム会員にアップグレードすると広告表示がなくなったりスタンプの種類が増えると言った特典を受けられます。
この記事を呼んでいる人でもしも心にモヤモヤを宿しているのなら、『HONNE』アプリでスッキリ解消してみてはいかがでしょうか。
HONNE
本音が言える匿名つぶやき&チャットアプリ
bravesoft
参照元:株式会社ブレイブソフト