ワインを選ぶときに陳列棚の前に行ったはいいもの、どれを買うか迷ってしまうことってありますよね。
品種で選んで・・・重さで選んで・・・値段はこの辺で・・・このワインか。・・・美味しいのか?
こんなやり取りを脳内でおこうなう方は多いのではないでしょうか。
筆者の場合はデイリーワイン選びで悩む場面が多いのですが、最終的には「チリ産の赤ワインであれば何でもいいや。3本くらい買って帰ろ」と酒飲み思考全開です。
今秋リリースされる『SENSY ソムリエ』はそんなワイン選びの困ったを解決し、自分の味覚にあったワインを提案してくれます。
パーソナル人工知能「SENSY」が専属ソムリエになってくれる
『SENSY ソムリエ』はパーソナル人工知能SENSYが人の味覚を解析し、個人の嗜好に合ったお酒をパーソナルに提案するアプリです。
ワインのラベルで購入したり、買ったワインを飲んで後悔するということはもうなくなるかもしれません。
SENSYはユーザーのワインの好き嫌いの評価や、味の表現の仕方によって「ユーザーの好み」を学習します。
登録するレビューが多ければ多いほどデータも蓄積されていき、SENSYがユーザー好みのワインを選んでくれる確立も高くなっていきます。
これまでの数々の失敗も無駄にならず、楽しいワイン選びの糧にできるとあってはアプリさまさまです。

Woman sniffing red wine in a glass, close up
実際のソムリエが困ること
レストランなどでワインを頼むときに、「料理に合う”おすすめ”のワインをください。」などと頼んでしまうことはありませんか?
一見スマートに見える注文の仕方ですが実はこれ、ソムリエさんをこの上なく困らせるオーダーのやり方だそうです。
以前お話を伺ったことのあるソムリエさんは、「一番多い上に困ることが多いのですが、お客様の好みや予算などはっきり伝えていただければ助かります。」と話していました。
確かに何も情報がないのに「料理に合うワインを。」とオーダーされても重めか軽めか、予算はコースより上なのか下なのか選びようがありませんね。
大体の場合はそこからさらに聞いていって絞ってもらうようですが、せめて予算だけは伝えといたほうが後々のトラブル回避の意味も含めていいかもしれません。
アプローチの難しい「味覚」を捉える
味覚は定量的に測定するのが困難であり、「美味しい」の定義が人それぞれことなります。
つまり同じワインで同じ味であったとしても、感じ方が異なるため結果として”好み”が分かれてしまいます。
そこで”SENSY”の持つパーソナル感性分析のアプローチを応用することで、ユーザーのレビューを集めてひとりひとり異なる味覚をデジタル化することにしました。
この技術の開発により、そのユーザーがまだ飲んだことのないワインであっても、味覚を予測して提案することが可能になります。
飲んだワインの感想が増えていけばその分だけ、『SENSY ソムリエ』が自分の味覚にあったワインを選んでくれる確立が高まるのです。
今後は店頭でも活用
これまで商品知識などは店員さんに聞くか、自分でインターネットで調べるのが常でした。
しかし『SENSY ソムリエ』があれば、アプリを使用するだけで自分で選ぶことができるようになります。
すでに百貨店やデパートでは小売店向け接客ソリューションとしても活用されており、店頭にあるワインの中から自分の好みに合わせた最適な1本を見つけることができます。
『SENSY ソムリエ』があればたとえ冒険しても失敗することが限りなく少なくなるので、安心してワイン選びができますね。
ワインがもっと手軽な存在になれば、食事の幅もひろがり毎日をさらに楽しく過ごせることでしょう。
参照元: SENSY ソムリエ