最近、電話や電子メール並みに「LINE」が生活の必須アイテムになっている気がします。特に、若年層や学生生活には不可欠になってしまっているようです。
使わなくても生活できなくはないですが、使用しないと「リアルな人付き合いに支障が生じるレベル」にまで達していると思います。
しかし、実際のビジネスシーンだとLINEを利用するわけにはいかない場面にしばしば遭遇します。そんなときはやはり仕事用のアドレスや電話番号があればそれを使用し、なければ個人の電話番号で対応という事になります。
滅多にあるわけではないし、必要なこととは分かっているのですが、プライベートの電話番号を教えるのってやはり抵抗があるんですよね・・・。
そんなときにぜひ利用したいサービスがあります。
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『Trustalk』なら、互いの電話番号を知らなくても通話ができます
Trustalkってどんなサービス?
沖縄県に拠点を置くレキサスは、KDDIウェブコミュニケーションズと「Trustalk(トラストーク)」を共同企画し、6月27日から提供を開始しました。
Trusralkは、クラウド電話APIサービス(※1)「Twilio」を活用し、互いの電話番号がなくても通話できる新しいサービスです。
仕組みはTrustalkが発行する「050」から始まる「Trustalk番号」と既存の番号を紐づける事により、「Trustalk番号」を介して通話が出来るようになっています。
それぞれの携帯端末の通話履歴には050の番号が残るので、個人の番号は分からないようにする事ができます。
※1・・・クラウド電話APIサービスは、インターネット上から通話やSMSを送受信したりできるサービスです。
導入機器や手間が不要
使うのは固定電話、または個人の携帯電話やPHSだけです。設定で既存の所有番号と、Trustalk番号を紐づけるだけなので、特殊な機器や、導入に至るまでの導入手続きが不要です。
必要事項を入力して登録し、登録完了時点でスタートという誰でも簡単に始められるサービスとなっています。
CtoCでの利用に大活躍
フリマアプリで代表的されるメルカリなどが「CtoC=個人間取引」です。この形態の取引では、緊急時の連絡先として個人の番号登録が利用されていました。
プライベートな情報は本部が管理しているため、本部を介しての連絡でプライバシーは保護されてきましたが、Trustalkを使えば、そういった手間を省いてコミュニケーションを取ることができ、かつ管理もできるようになります。
通話の回数、通話時間、録音、再生機能が装備されており、利用状況の把握もできます。さらに今後、通話内容のテキスト化も実装予定です。
利用料金
「050」で始まるTrustalk番号の利用料が月額108円かかりますが、それ以外にかかるのは通話料のみとなっています。ちなみに携帯電話へは1分あたり27円、固定電話へは1分あたり10.8円です。
実はすでに導入されています
家事代行サービスを展開するCaSyで先行導入を行い、開発に3ヶ月かかる想定をしていたものが3日間で開発を完了できたというので驚きです。
実装に1日、テストに2日の実質3日で導入完了でき、導入工数の大幅な削減を実現することができました。
その結果CaSyからは、
・スタッフ個人の電話番号から発信することへの抵抗感を解消できた。
・本部管理者が連絡を仲介するケースが減り、依頼主への電話にかかる時間が短縮し、業務効率化を実現できた。
という素晴らしい評価が得られたそうです。
個人情報の漏えいや悪用問題が絶えない現代には最適なサービスかも
これからの時代に、Trustalkを導入することは、仕事のクオリティはもちろんのこと、安心と信頼につながっていくような気がします。。
最大90日間の無料期間があるので、興味がある方は早速試してみてはいかがでしょうか。
公式サイト: Trustalk