人生プランの中に”家(マンション)を買う”という選択を入れている人は多いと思いますが、2013年の調査では30代の2人に1人が家を購入しているという驚きの結果に。
その後のことまではちょっと分かりませんでしたが、20代でも10人に1人が、40代では3人に2人くらいの割合で持ち家に住んでいるという調査結果があります。
その中には当然一戸建てだけではなくマンションなどの集合住宅も含まれるわけですが、ここ数年の傾向を見ていると中古マンションを安く購入してリノベーションするという人が増えています。
家自体の購入費用を抑えることで改築費用をプラス、最終的に新築を購入するのと同じくらいになるケースもありますが間取りから壁紙のデザインまで好きなようにできるのが魅力です。
そんなこんなで人気急増中の中古物件にもついにフリマの波が到達、7月26日に不動産のフリマサイト『FLIE』がローンチされました。
大幅なコストカットができる
不動産フリマサイト『FLIE』は不動産会社(売主)が直接中古物件を販売しているサイトで、最大のメリットは仲介手数料不要で購入することができる点です。
一般的な中古不動産取引において仲介手数料というのは物件価格×3%+6万円がかかりますが、『FLIE』を使うことでこの部分のコストをカットすることができます。
ちなみに3000万円の中古物件を購入した場合の仲介手数料は30,000,000×3%+6万円で96万円となり、なんと100万円近いお金を節約できることになりますね。
100万円あったらキッチンだってアップグレードできますしトイレだって全自動にできるかもしれません!
これは利用しない手はないと飛びつくのもいいですが、まずはどんな物件が掲載されているのかをきちんと把握していきましょう。
どんな物件を取り扱っているのか
普通に考えて不動産会社が仲介手数料を取らないなんてちょっと信じられないことですが、まさか事故物件ばかり扱ってるんじゃ・・・なんて不安になるのも当然ですよね。
現在掲載されている中古物件は一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のリノベーション済みの中古マンションがメインとなっており、正直なところ特別安いという印象は受けませんでした。
ちなみに筆者は家を購入する予定は今のところないのでその方面の知識はゼロでしたが、逆に意外と高いことにびっくりしました。
これまでにも上司やら同僚やらマンションを買っている人は周りに多くいましたが、聞いていた金額よりもやや高めかな?というのが素直な印象です。
出身地千葉県北西部では築20年の鉄骨マンションが1,780万円で売りに出されており、老後はこんな感じの部屋がいいなーなどと考えて眺めておりました。
今後取扱物件は増えていく予定
現在はマンション中心と書きましたが、もちろん今後は一軒家や土地なども扱っていく予定とのことです。
不動産投資に挑戦してみたいという人にもおすすめですので、対象エリアが拡大されれば幅広い選択肢から選ぶことができるようになるでしょう。
ちなみに売り主とのやり取りはサイトを通して直接行われますので、問い合わせから価格交渉までかつてないスピーディさで進めることが可能です。
一般的な不動産サイトよりも写真や情報が多いので、物件選びに必要な知識をつけるのにも最適なのではないでしょうか?
トップページには新着物件と価格変更した物件が掲載されており、割とこまめに価格は変動しているようですので毎日チェックしていればお目当ての物件がひょこっと値下がりするかもしれませんね。
「そろそろかなぁ」なんて考えている人は、とりあえずWebサイトを開いて色んな物件を見てみることから始めてみてはいかがでしょうか?
参照元: FLIE