世の中も変わったなーと思える驚きのサービスが2018年8月2日にリリースされました。
みなさんは飲食店を決める時に何を基準として選んでいますか?
味?雰囲気?それとも行き慣れているから?
今回ご紹介する『terip』はなんと「店員さん」の評価で行きたいお店を決めるという新しいスタイルの飲食店情報が掲載されています。
このサービスを知った時にとある居酒屋チェーン店が「時給2000円でも誰も応募してこない」と嘆いていたときを思い出しました。
仕事を選ぶ際に給料や福利厚生の充実よりも人間関係や働きやすさを重視するという人が増えた現代で、ついに飲食店も店員さんの人柄で選ばれる時代に突入するようです。
看板娘ならぬ看板スタッフの存在がこれまで以上にお店を盛り上げてくれるかもしれません。
店員さんに「ありがとう」が送れる
「あのお店の店員さんめっちゃいい!これは友達にも教えてあげよう」
そんな風に料理の味や立地、値段ではなく店員さんの評価でお店を決められるのが『terip』です。
お店を評価するのは店員に対するお客様の「ありがとう」で、接客が丁寧だったり会話が面白かったり頑張ってほしいと思ったらSNSの「いいね!」感覚でポチ!
店員さんだってあなたと同じ人間、いつだって笑顔でいられるわけではありません。
あなたの「ありがとう」は店員さんの励みとなってさらなる接客サービスの向上を生むだけでなく、疲れた時にホっと一息つけるスターバックスドリンクチケットと交換することができます。
欧米のチップ制度みたい
日本ではあまり馴染みがないチップ制度ですが、冠婚葬祭で手伝ってくれた人や旅館などを利用した際には心付けを渡す人も少なくありません。
心付けはチップというとまた違う感じになりますが、「少しのお金を渡してありがとうを伝える」という意味では同様の行為であると言えます。
『terip』の「ありがとう」はズバリこのチップ制度のようなもので、SNSの「いいね!」よりも直接的というか具体的な効果があります。
店員さんは一人のお客様から「10ありがとう」をもらうことができるようですが、どれくらいの「ありがとう」でドリンクチケットと交換ができるのかまでは登録された店員さんのみが知れるようです。
店員さんなら事前登録するべし
もしも今飲食店で働いているならさっそく『terip』の公式サイトで店員さん登録をしましょう。
ただしまだ始まったばかりでベータ版とまではいかないまでも実験段階のようですので、登録できるのは東京23区内で勤務している店員さんだけとなります。
サービスは今後順次拡大していく予定とのことですので、近隣三県のサービス開始は意外と早いかもしれません。
また「ありがとう」を伝えたい店員さんが『terip』に未登録の場合でもおすすめして登録してもらうことが可能です。
この制度を利用すれば自分で登録するのはちょっと恥ずかしいなぁという人も、友人などに頼んで登録してもらうことで「ありがとう」を貰えるようになります。
毎日の積み重ねが将来の自分のためになる
同じ飲食店でも様々なスタッフが在籍していますが、中にはアルバイトだからといって全然やる気がない人もいます。
当然その逆も然りでそのお客さまとは一期一会であるとして精一杯おもてなしをしたり、常に自分にできる最高のパフォーマンスで勤務にあたる店員さんもいます。
お客として利用していて気持ちがいいのは当然後者の店員さんですが、そうした姿勢はお客さまのためだけでなく後々必ず自分のためにもなります。
『terip』が拡がっていくことで都内で働く店員さんの良し悪しが今後視える化されていきますので、せっかくのこの機会を生かしてもう一段上のステップを狙ってみてはいかがでしょうか。
参照元: terip