現代社会においてストレスは大敵だという認識も広まってきました。
出来ることならなるべくストレスは減らし、生活習慣病へのリスクも軽減しておきたいところ。
ストレスとは大自然から降ってくるのではありません。大抵の場合、他人からやってくるのです。
もしあなたが一般的な社会生活を歩んでいる場合、人付き合いを避けることは限りなく難しいですよね。
また、一般的な社会の中にいなかったとしても、日常生活で人付き合いを避けるのはこれもまた非常に難しいことなのではないでしょうか。
例えば、コンビニはどうでしょう。
何事もないだろうと恐る恐る入ったコンビニの店員がもし、気分屋で不機嫌である可能性を考えてみてほしい。
というのも筆者は人生でコンビニの女性店員に罵声を浴びせられた事があるのです。
何か私生活であったのだろう、いかにも不機嫌でお釣りを投げられたので、私も「何があったのかしらないけど、今のはちょっとひどいと思うんですが」と言ってしまいました。
そしたら去ろうとする私の後ろ姿にここではあまり書けない内容の汚い罵声を投げかけられたのです。
あれは一体なんだったのでしょう。
もしかすると彼女はコンビニを辞めたくて、きっかけを探していたのかもしれない。
いずれにせよ「筆者はなんでこんな思いをしなければならないんだ」と、理不尽さを唇とともに噛み締めて渋々飲み込んで収めた次第です。
このような事を思い出すだけで「淡々と仕事をこなしてくれるロボットが単純作業をしてくれる未来の方がいいのではないか…」と、そのようにも感じてきます。
人情云々を語られるよりも「目の前のストレスを受ける可能性を減らしてくれ」と、そう思う人もいたって当然ではないでしょうか?
と、前置きが長くなりましたね、お待たせいたしました。
今回皆様に知ってほしいのがまさにそのような人間のいないコンビニなのです。
Amazonは無人コンビニ『Amazon Go』をアメリカで出店しており、いずれ日本にもやってくる可能性があるので今のうちからその最新情報を皆さんと一緒に掴んでおこうと思うのです。
無人コンビニ『Amazon Go』はお手軽パラダイス
完結に言いましょう。
レジ?
いりません。
財布?
いや、いりません。
じゃあ何が?
顔とアプリだけでOKです。
これこそが『Amazon Go』なのである。
『Amazon Go』は、2016年12月にシアトルのアマゾン本社内に誕生しました。
オープンしてからまずは社員のみの利用という形で制限をしながら改良を重ね、ついに2018年1月に満を持して一般公開日を迎える事となったのです!
初日から大盛況だったというその『Amazon Go』。
入場はアプリだけで入れます。ダウンロードされている『Amazon Go』アプリでQRコードを表示して、入場ゲートに読み取らせるだけ。
要するに駅の改札をICカードで通る時と同じ感じで、ゲートが開いて入店できる仕組みになっています。
店内のサイズはコストコや大型スーパーのように大きいものではなく、セブンイレブンなど普通の日本のコンビニサイズだと言われています。
置いてある商品はサンドイッチやサラダ、ドリンク、朝食メニュー等がメインで他にもアルコールや日用雑貨等が置いてあるようです。
そして購入の際にレジに人はいません。
では店内においてあるバッグに商品を入れながら選び終わったあとはどうするか?
レジではなくアプリを確認するのです。
なんと手に取った商品はスマホ上にすべて表示され、もし会計の内容が間違っている場合は削除をするのです。
また、エラーに気づいた場合もしくは、商品に満足しなかった場合は『Amazon Go』アプリ内で「refund(払い戻し)」を押すことによって返品をすることが出来ます。
どうやら「Just Walk Out Technology」というAmazonの独自技術が棚の中にあるカメラとセンサー、そして天井に設置されており、それらがあなたの手に取るアイテムを確認しているという仕組み。
これは本当に革命ですね。店内に入ってからその後は全てが魔法のような出来事なのではないでしょうか。
さて、シアトルにオープンした画期的なレジ無しコンビニ『Amazon Go』はその後どうなったでしょう。
Amazonはエリアマネージャーなどの従業員の募集を始め、今度はサンフランシスコとシカゴにオープンをするという話が出てきました。
最終的に2018年9月にシカゴにもう一店舗オープンをする事になりました。
そして次はサンフランシスコで出店されるということ以外は、これまではその他の州での出店情報などはAmazonからはリリースされていない状況だったのです。
ですが、なんとAmazonが今後ニューヨークで出店をするプランがあるという事をストアマネージャーの求人情報をAmazonがいくつか出した後に伝えたのです。
ただし出店時期などに関しては未定だと言っています。
少々話が脱線しましたが元に戻しますと、中国ではもう無人コンビニが発展を遂げておりますが、日本では実験的な店舗がオープンしているような段階なので本格的な展開はまだ先のようです。
日本の皆さんもアメリカへ旅行の時はシカゴに行く予定がなくてもニューヨークへ行くことがある人もいると思います。
そのような人は訪れる機会があれば是非この『Amazon Go』を自分自身で体感してみてはいかがでしょうか。
参照元:Amazon Go