Hacktsuをご覧いただいている皆様にはもはやお馴染みのクラウドファンディングサービス。
日本でもTVなどの影響でクラウドファンディングサービスが広まってきたとはいえ、まだまだ一部の人しか利用していない現状です。
海外では新商品のPRや新規事業資金の調達手段としてすっかり定着していますが、ここ日本でそうなるのはまだ少し先の話になりそうですね。
そんなクラウドファンディングサ-ビスを、ビジネスマンにはお馴染みの日本経済新聞社が開始しました。
サービス名は『未来ショッピング』といって、独自審査を通過した優良なプロジェクトのみを掲載しています。
日本経済新聞(以下、日経)の電子メディアに接触しているユーザーや日経ID保有者に対して露出を増やし、支援を募ることで一つでも多くのアイデアの実用化を目指します。
ビジネス創生型クラウドファンディングサービス
『未来ショッピング』は「企業にイノベーションを。地方に活力を」をスローガンに掲げ、新しいサービスや商品を共創するクラウドファンディングサービスです。
本サービス最大のメリットは、掲載できれば数百万人いる日経読者の良質な消費者にアプローチできることでしょう。
そして新商品の販売や新規事業を始めたい時でも予約購入という形で資金を集められるので、自己資金とリスクを最小限に抑えることができます。
現在国内ではMakuakeやGreen Fundingといったクラウドファンディングが有名ですが、アプローチできる購入層の質はおそらくトップクラスではないでしょうか。
しかし、その分判断基準もシビアになる傾向がありますので、自信のあるアイデアなら思い切ってチャレンジしてみるのもいいでしょう。
購入者として利用する
『未来ショッピング』は審査を通過したプロジェクトのみが掲載されているため、購入者として利用する場合は安心して購入することができます。
本サービスではチケット購入型を採用しており、自分で利用してもいいですし購入したチケットを他人に譲渡することも可能です。
また、販売されているチケットはクラウドファンディングならではの特典として定価よりもリーズナブルな価格で購入できるケースがほとんどです。
一般販売されてからでは実現し得ない価格で手に入れるチャンスですので、気になるプロジェクトを見つけたら思い切って支援することをおすすめします。
起案者として利用する
『未来ショッピング』では目標達成型と実行確約型の二種類から掲載タイプを選ぶことができます。
一連の流れとしてはプロジェクトを起案したらまずはスタッフと面談をし、必要書類を一式提出しましょう。
その後日経による審査を経て、無事通過できればいよいよ公開となります。
ちなみに公開までにかかる期間は初回打ち合わせから最短1ヶ月ほどとなっており、審査にどれだけの時間がかかるかで大きく変わってくるでしょう。
審査を通過すれば約2,000万PV・約500UBを誇るNIKKEI STYLE内や、 約2億7,000万PV・約2,500UBの日経電子版へも掲載されることになります。
これは通常のクラウドファンディングでは到底実現できないほどのアプローチが可能になるということですね。
魅力的なプロジェクトが多数
2018年11月末現在掲載されているプロジェクトは、”厚い革の薄いお財布単(ひとえ)“をはじめ、”付箋プリンターnemonic“や”快適な視界を保つサングラスSky Drive“など魅力的なものばかりです。
クラウドファンディングの性質上支援できる期間には限りがありますので、もしも他のクラウドファンディングサービスで支援しそこねたプロジェクトがあるならこの機会を逃さないようにしましょう。
参照元:未来ショッピング