2020年の夏はコロナ騒動により静かな幕開けとなりましたが、1人静かに海山川へと足を運んでいるキャンパーは少なくないでしょう。
そんな夏キャンプの大敵といえば虫と暑さ。大自然の中で過ごすからには、何をどう頑張ってもこの2つから逃れる術はありません。
そこで今回は、寝袋×扇風機で熱帯夜を快適に過ごせるという『Air寝袋』をレビューします。
今年の夏は厳しい残暑が予想されるようですので、キャンプを予定している方は」要チェックですよ!
暑い季節の涼しいアウトドアを実現する寝袋
『Air寝袋』は足元に2つの小さな扇風機(ファン)を取り付けできる、わずか185gの超軽量寝袋です。
メイン素材には肌触りのいいポリエステルを使用。持ち運ぶときは数回たたんでクルクル巻けだけでとってもコンパクト。
電源にはモバイルバッテリーを使用し、容量10,000mAhであれば最大8時間も連続稼働できます。
寝袋本体の長さは約200㎝あるので、180㎝以上あるような身長が大きめの男性でも問題なし。横方向にも余裕のある作りになっているので、寝返りだってできてしまいます。
従来の寝袋とは全く異なる快適な空間を作り出せる『Air寝袋』は、12,800円で一般販売が始まっています。
先日行われたクラウドファンディングでは目標金額の3,800%超を達成して大成功を収めたプロダクトですので、気になる方はこちら↓のECサイトをチェックしてみてくださいね。

Air寝袋 ¥12,800
参照元:https://www.makuake.com/project/yadocari/
『Air寝袋』が到着
重さは200g以下、畳むとかなりコンパクトということはプロジェクトページを見て知っていましたが、ここまで小さいとは思いませんでした。

▲『Air寝袋』のパッケージです。

▲外箱を開けると内箱登場。まさかの2重梱包です。
内箱にデカデカと“空調付きキャンピング寝袋”と書いてありますが、外箱記載の“AIR SLEEPING BAG”が正式名称ということでいいんですよね?
おそらくサンプルだからこんな感じなんですよね?

▲中身はこんな感じでした。
そういうことにしておいて次に進みます。
中には寝袋本体と収納ポーチ、それからファンが入った箱が入っていました。

▲想像より薄い!
ある程度わかっていたことではありますが、サラッサラなのはいいとしてもテロッテロです。
触り心地は確かにいいものの、さすがに耐久性が少し心配になります。

▲これがファン本体。

▲ケーブルは裏側側面のここに挿します。
想像より少し小さく感じましたが、これが2個回るということなので問題はないのでしょう。

▲取り付けは優しく、そして少し強引に。
ファン用ホールは折り返して縫われているので他の部分よりは丈夫そうですが、勢いよくやるとおそらく「ビリっ」となるでしょう。

▲取り付ける前にこちらの準備もしておきます。
付属のケーブルと3,000nAhのモバイルバッテリーですね。
プラグ付きで使いやすく、かれこれ5年ほど愛用していますがまだまだ現役です。

▲先にケーブルを挿して動作確認しましょう。
皆様も電化製品を購入したときは、使用前の動作確認を忘れずに。
ちょっとでも使ってしまうと、不良が発覚したのに交換してもらえないなんてことがあるようです。

▲寝袋を破かないように丁寧に取り付け。
ファスナーが開いている状態ではファンがただ回っているだけでしたが、ファスナーを半分以上閉めると膨らみました!これにはちょっと感動。

▲全部閉めるとこんな感じ。
見えにくいですが、フードの中央部分はメッシュになっていて何やら快適そうです。
目が細かいので、虫よけ効果も期待できそうですね。
部屋で入ってみました
実際に使えることがわかったので、次はいよいよ入ってみましょう。
今回はフローリングに直置きなので痛そうですが、どんな感じなのかがわかれば良しとします。

▲この中に今から入ります・・・!
当然ですがファスナーを開ければしぼみます。
ただし、生地がサラサラなので入りにくいというようなことはありませんでした。

▲膨らんでいるのでかなりの開放感!
体の周囲を常に風が流れていて、快適以外の何物でもありません。
「‐5℃なんてまっさか~(笑)」と思っていましたが、これは嘘ではないですね。すっごい気持ちいいです。

▲身長178㎝ですが、リモコンの位置もOKです。
長めに設定されているのが、胸元で捜査してもゆとりがある感じでした。
ちなみに先ほどの白いモバイルバッテリーは電圧不足でファンが回らなかったため、違うモバイルバッテリーになっています。
こんなこともあるので気を付けましょう。
愛用のテントマットと組み合わせて使おう!
ということで今回は、大注目の『Air寝袋』を実際に使ってみました。
想像より断然快適だったので、夏場のツーリングキャンプに持って行きたい衝動にかられましたが今年は自粛です。

▲付属のポーチには余裕で収納できます。
来年以降が本番ですので、夏のキャンプを快適にしたい方は一般販売が始まり次第GETしてはいかがでしょうか。
ただし、使用の際はテントマット(せめてヨガマット)を忘れずに。
※掲載価格は2020年8月24日時点のものです。