今年の夏は残暑が厳しそうということで、キャンパーの皆様は嬉しいやら残念やら複雑な気持ちで過ごしていることでしょう。
夏はアウトドアレジャーが最も楽しい季節ですが、暑さのせいで食べ物は雑菌が繁殖しやすいく、飲み物はあっという間にぬるくなってしまいます。
そこで今回は、暑い夏に負けない高機能クーラーボックス『PG20』をレビューします。
このクーラーボックスのすごいところは自分で冷やせるだけでなく、冷凍までできてしまうところ。
電源は必要ですが氷よりもしっかり冷やせますので、アウトドア好きな方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
氷不要でしっかり冷やせるクーラーボックス
『PG20』は冷蔵庫とクーラーボックスが合体した画期的なプロダクトで、最大-22℃まで冷却できるので冷凍も可能です。
本体にはCubigel社の高性能コンプレッサーを搭載。パワフルな冷却機能を実現し、約15分で0℃まで冷却できます。

PG20
保冷性能は約72時間となっており、容量はたっぷり20Lですので、移動中の車で冷やしてからキャンプ場へ持って行くという使い方がベターです。
電源はコンセントとシガーソケットに対応。自宅や車内用の移動式ミニ冷蔵庫として使うのもいいでしょう。

ポータブル電源との併用が便利
パワフルな冷却性能を搭載した大容量クーラーボックス『PG20』は、1台49,500円(税込)で一般販売されています。
初期投資はかかりますが快適度がグっと上がります。キンキンに冷えたビールだけでなく、アイスまで持っていけるのは『PG20』だけですよ。

PARAGO/PG20 ¥49,500
20Lはさすがデカい!
サンプルが届いた、というと80㎝サイズまでの比較的小さな箱で届くことが多いのですが、今回は例外でした。
配達員の方が大変そうに持ってきたその荷物は、おそらく160㎝サイズで重さもそれなりにあるように見えたのです。

▲中身はコレです!
サンプルということもあり、外箱なしでそのまま入っていました。うーん、デカい。

▲iPhone6sと比較。
サイズ感がなんとなく伝わりますでしょうか?

▲肝心の収納スペースは見た目よりかなり少なめ。
温度の保持性能が高いのである程度予想はしていましたが、壁が厚い!
そして右側にはコンプレッサーやらいろいろ入っているので、収納スペースはおよそ半分ほどとなっています。

▲早速電源をつないでみました。
ディスプレイだけでなくコントロールパネルまで光るので、夜間や暗所でも快適に操作できそうです。

▲温度設定はー22~10℃まで。今回は一般的な冷蔵庫と同じくらいの5℃に設定しました。
設定温度の変更は右上の歯車ボタンをタップして、±で調整するだけなのでとても簡単です。

▲本体右側に電源ポートがあります。端子の差し込み方向が決まっているので気を付けましょう。
本体下部にはホイールも見えますね。

▲平らな場所であれば、スーツケースのように引いて持ち運べます。
『PG20』本体だけでも重い(約12.5kg)ので、これに中身が入ったら一人で持ち運ぶのは困難でしょう。
地面が平らでない場所は、2人で持つことをおすすめします。
はたして本当にペットボトルが15本も入るのか
先ほどの画像を見て、「庫内狭くね?」と思った方は少なくないはず。
メーカー発表ではペットボトル15本、330ml缶30本ということですので、実際に試してみました。

▲愛飲している炭酸水ペットボトル15本です。
微炭酸で常温でも美味しく飲めますし、夏場はしっかり冷やせば喉を爽やかに潤してくれます。

▲せっかくなのでMAXの‐22℃に設定!キンッキンに冷やします。

▲ペットボトルを投入!予想よりきれいに収納できました。

▲庫内灯がしっかり明るいですね。
結論、メーカー発表値は正しい!(当たり前ですが)
電源さえあれば小型冷蔵庫としても使える!
今回はおまけとして、クラウドファンディングではオプションに設定されていたポータブル電源も同梱されていました。

▲同じくPARAGO製のもので、シガーソケットやUSBポートを搭載したコンパクトなモデル。

▲使用するには付属のシガーソケット用ケーブルを使います。
屋内ではコンセント、車内ではシガーソケット、そして屋外ではさらにポータブル電源があれば、凍るほどに冷えたビールが飲めそうですね。
ということで今回は、暑い夏に大活躍の冷凍冷蔵クーラーボックスPARAGO『PG20』をレビューしましたがいかがでしたでしょうか。
現在はAmazonや楽天などのECサイトから購入できますので、刺さるほど冷たいビールで喉を鳴らしたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
※掲載価格は2020年8月26日時点のものです。