社会に出てからというもの運動不足が気になってはいる、でも具体的に何もやる気にならないという人は草野球をしましょう。
おそらく住んでいる地域にいくつかチームがあるはずですので、会社の先輩などに素人でも入れる草野球チームがないか聞いてみればいくつか候補が見つかるかもしれません。
草野球の醍醐味といえばズバリ“打撃”です。
何のために休日を潰してまで野球をやるのかと言えば、拳ほどのサイズしかない白い球をと遥か彼方までカッ飛ばすためと言っても過言ではありません。
そして現代の草野球において、打球の飛距離というのははっきり言ってお金で買えます。
というのも軟式用にはウレタン複合バットというものがあって、別名”ハイテクバット“とも呼ばれるチートツールが存在しています。
チートツールだからと言って試合で使えないかというとそういうことはほとんどなく(中には使用を禁止している団体もあります)、夢のホームランを打ちたいがために高いお金を出して購入する人は後を絶ちません。
ということで今回は草野球をするならぜひとも使って欲しい軟式用ウレタン複合バットをご紹介していきます。
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2018年から公式球がM球に
これまで草野球で使用されていたボールというのはA号という規格で、M号(M球)になって何が変わったのかと言いますとより硬球に近い質感になりました。
材料の配合が変わったらしくA号より少しだけ硬く、そして弾まなくなったというのが一番大きな変更点かもしれませんね。
そしてなんと言っても大切なのが飛距離で、M号になったことにより実は”飛距離が少し伸びます“。
ということはウレタン複合バットを使えば相乗効果でさらにホームランの確率が上がるじゃないかと思った人もいると思いますがズバリその通り。
すでにM号対応のバットが続々と登場していますので、まだホームランを打ったことがないなら早急に準備しましょう。
びっくりするほどよく飛びます
筆者自身すでに愛用しているメーカーのウレタン複合バットがありまして、毎年新しいモデルが出るわけですが現在ので4本目になります。
ちなみにウレタン複合バットを使用する前は毎試合2塁打が1~2本どまりという感じだったのが、3試合に1本はホームランが出るという素晴らしい成績になりました。
投手との相性が良かった時などは一度だけ全打席ホームランなんてこともありましたので、本当にハイテクバット様々といったところでしょうか。
ただしボールに当てられなければ話になりませんので、バットに頼りっぱなしではなく仕事帰りにバッティングセンターに行くなどしてスイートスポットに当てる練習も忘れないようにしましょう。
おすすめのウレタン複合バット
ルイスビルスラッガー / ニュートロン

¥43,200
ハイテクバットといえばルイスビル、ルイスビルといえばカタリストと言われるほど草野球ではお馴染みなメーカーです。
ちなみにカタリストというのはこれまでのルイスビルスラッガーのハイテクバットの名称で、M号球対応になったことで名称を一新、もちろん構造にも数々の変更点がプラスされています。
まず外側のコンポジット材が従来品より厚くなっており、さらに二種類のコンポジット材の間にラバーを挟み込むことでさらなる反発力を生み出す構造になりました。
ちなみに従来通りカタリストもM号球対応でリニューアル、どちらもトップバランス(重心が先端にある)で価格は3万円超えとなっています。
ミズノ / ビヨンドマックス ギガキング

¥46,440
おそらく草野球でもっとも有名なハイテクバットといえばこちらのビヨンドマックスシリーズではないでしょうか。
草野球界の帝王と呼ぶに相応しいバットで、ウレタンバットのベースとなるインパクトの瞬間にボールではなくバットを凹ませて爆発的な飛距離を出そうというとんでもない発想を最初に実現したのがこのシリーズです。
そしてその元祖ハイテクバットとも言えるビヨンドマックスシリーズ最新作がギガキングであり、シリーズ史上最も飛距離が出るモデルということでおそらく規制する団体が増えるのではないでしょうか。
ミドルバランスなので扱いやすいですが、トップバランスと比べると振り抜くのに重さを利用できないので本当に使いこなすなら相応のパワーが必要になります。
チームメイトがずっとビヨンドマックスシリーズを使い続けていますが、本当にびっくりするぐらいよく飛ぶのでぜひお試しあれ。
SSK / ハンターマックス

¥22,961
このバットは現在筆者が愛用しているハイテクバットで、本来はホームランを打つというより弾丸のようなスピードの打球で安打を量産するのに向いているバットと言えます。
他のバットより細めのデザインで気持ち振りやすく、このバットで打てばただの内野ゴロも守備が反応できずに外野ゴロになることが多々あります。
どうしてそんなことが可能なのかというと打撃部が”バンピーコア“と呼ばれる凸凹構造になっており、凹部がインパクト時の球の変形を抑えつつ凸部がボールを押し出すことによって打球初速をアップさせているのだとか。
デザインとしては一番軟式バットらしい仕上がりでちょっと微妙ですが、振りやすいバットを探している人やビヨンドマックスの打撃感が苦手という人はぜひ試してみてください。
アンダーアーマー / コンポジットバット

¥39,448
2017年に発売されたバットですが、そのデザインのカッコよさゆえに価格が高くても購入者が続出したハイテクバットです。
ウェア類をアンダーアーマーで揃えている人が購入する率が高く、このバットを持って打席に立たれると何となくですがめちゃくちゃ打たれそうな気がしてきます。
機能的には他のハイテクバットにこそ劣るものの、デザインの圧倒的なカッコよさと高反発を生み出すカーボンとポリカーボネイトの組み合わせで万人ウケする仕上がりと言えるでしょう。
ただし価格がかなり高いので、機能性重視で選ぶなら選択肢から外れてしまうかもしれません。
ローリングス / ハイパーマッハS

¥32,534
派手好きにはたまらないハイテクバットで、チームメイトのショートが発売されるやいなや購入してきました。
ちなみにこちらのバットは短中距離バッター向けとターゲットを絞っており、カタリストやビヨンドマックスと比べるとSSKのハンターシリーズと同類といった印象を受けます。
当然パワーヒッターよりアベレージヒッター向けで、振り抜きやすさと軽さに重点を置いているあたりおそらくハンターマックスよりヒット確率が上がるのではないでしょうか。
トップバランスとミドルバランスが選べるのも特徴的で、とにかく軽いので店頭で見かけた際は一度手にとってみてください。
打ち気になりすぎないことが重要
ハイテクバットを始めて使う時などどうしても気持ちが前のめりになりがちですが、肩の力を抜いて甘く入った変化球やカウントを取りに来たストレートを的確に狙っていくようにしましょう。
バットに当たりさえすればゴロ以外ならボールは勝手に飛んでいきますので、「初めてのホームランは拍子抜けするほど軽い打感だった」なんて話もよく聞きます。
それほどによく飛ぶウレタン複合バットですが、その特殊な構造のせいで一般的なバットより寿命が短いといったデメリットも持ち合わせています。
早ければ二年に一回は買い換えることになるので、コストはかかりますが「それでも打ちたい!」と思えるなら早速Amazonをチェックしてみてはいかがでしょうか。
※掲載されている価格は2018年9月13日時点のものです。