今やランナーのほとんどが履いている機能性タイツですが、特にこれからの時期は寒さ対策としても着用したいところ。
しかしいざ選び始めるとあまりの種類の多さに迷ってしまうという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回はランニングを趣味としている筆者が、有名メーカーからそれぞれおすすめのランニングタイツをピックアップしてご紹介します。
これから走ろうと思っている人も、新しいのを購入しようか迷っている人も、タイツ選びで迷ったらぜひ参考にしてみてください。
Contents
ランニングタイツを着用する目的
ランニングをする上でタイツを必ず着用しなければならないかと言うとそういうわけではありません。
しかし着用することで怪我の予防や疲労の軽減といった効果が得られるので、寒い冬場だけでなく暑い時期でも着用することをおすすめします。
以下にランニングタイツを履く主なメリットをまとめましたので参考にしてみてください。
- 膝関節や筋肉のサポート(ケガ予防)
- 筋肉疲労の軽減(リカバリー・疲労回復)
- 疲労軽減による動作時間の延長(パフォーマンスアップ)
- 紫外線・日焼け対策
- 寒さ対策
などなど、細かく見ればさらに多くのメリットが存在しています。
それからランニングタイツを着用することで見た目にもグッとランナーっぽくなり、モチベーションアップにもつながります。
ランニングタイツの選び方
Amazonで”ランニングタイツ メンズ“と検索すると、なんと5,000件以上の商品が表示されます。
もちろん中にはタイツ以外の商品であったり、タイツはタイツでも防寒メインで走るためのものではないものまであります。
では何を基準に選べばいいのかというと、基本的には通気性とサポート機能、そしてデザインで選ぶといいでしょう。
ランニング中は寒くても汗をかきますので、タイツ内の汗を素早く放出してくれてかつ外気をあまり通さないものが望ましいです。
それから筋肉をサポートするテーピング機能であったり、反射プリントが施されているものだとなお良いですね。
デザインに関しては他のウェアとのバランスも見ながら、「カッコイイ!」と思えるものを選びましょう。
ジワジワ来てる”タイイチ”とは?
近年ランニング業界でジワジワと拡がりつつある”タイイチ“というワードをご存知でしょうか。
このままでは何の言葉がわからない人がほとんどだと思いますが、ずばりタイイチとは”タイツ一枚“の略語です。
これまではランニングタイツの上にハーフパンツやショートパンツを重ね着するのが主流でしたが、最近ではタイツのままで走る”タイイチランナー”が増えてきています。
欧米では以前から当たり前のスタイルですが、シャイな日本では最近になってようやく広がりだしました。
ランニング用に作られているものはコンプレッションインナーと比べてやや厚めにつくられており、フロントのもっこりと透けを抑えてくれます。
見た目での違いとしては太ももまでデザインが入っていたり、お尻部分にファスナー付きのポケットが付いていたりするのでチェックしてみましょう。
おすすめのランニングタイツ
Reebok / OSR ランニングロングタイツ

¥6,469
シンプルなデザインのランニングタイツで、太ももに入ったリフレクトデルタロゴが印象的。
入門用としてもおすすめのリーズナブルな価格ですが、ランニングタイツとして本格的な機能を備えているので上級者でも問題なく着用できます。
お尻部分には鍵や小銭が入るファスナー付きポケットを搭載、タイイチで走りたい人にもおすすめのランニングタイツです。
UNDER ARMOUR / コールドギアタイツ

¥5,184
重ね着にもタイイチでも使いやすいシンプルイズベストという言葉がピッタリのランニングタイツ。
このシンプルさが好きでUNDER ARMOURを購入する人は多いですが、機能性ももちろんトップクラスとなっています。
素材には高密度マイクロファイバーを使用、あたたかさと快適さの両立を実現しました。
着脱しやすいよう裾にファスナーがついているのも嬉しいですね。
adidas / SNOVA ロングタイツ

¥9,709
これからの季節というよりは暑い季節向けで、通気性に特化したランニングタイツです。
お尻部分には汗ガードポケットを装備、360°全方向リフレクターで夜間のランニングでも安心して取り組めるでしょう。
ロゴも同色系のプリントでまったく目立たないので、とにかくシンプルなのが良いという人にオススメです。
NIKE / シールドテック

¥9,720
屋外でのランニングを楽しむために開発されたシールドテックは、悪天候にも対応する素材を部分的に採用しています。
デザイン性と機能性の高さはさすがNIKEで、ウエストバンドもミニマルデザインにすることで重ね履きしても邪魔になりません。
もちろんお尻には防水ポケット、裾には着脱用ファスナーを装備、ロゴと両スネにリフレクトプリントを施しています。
MIZUNO / バイオギア BG8000Ⅱ

¥10,206~
国内のランナーであればおそらく知らない人はいないほど今や有名なメーカーとなったMIZUNO。
バイオギアのBG8000Ⅱは下半身の各筋肉や関節をしっかりサポートしたい人向けのタイツで、かなりしっかりしているので若干はきにくく感じることもあるようです。
タイイチで着用するには微妙なデザインですが、骨盤周りまでしっかりしたサポートを求めるなら購入を検討してみてはいかがでしょうか。
asics / MMS LONG TIGHT 2.0

¥8,382~
陸上といえばasics、ランニングといえばasicsですが、有名なのはランニングシューズだけではありません。
総合的な機能では他メーカーに劣るものの、ランニングをサポートする機能に特化しているのはasicsならではと言えるでしょう。
特にこのMMS(モーションマッスルサポート) LONG TIGHT 2.0は骨盤周りのサポートに注力しており、腰痛持ちやランニング初心者で骨盤が安定しない人におすすめです。
CW-X / スポーツタイツ ジェネレーターモデル

¥12,744~
下着メーカーのワコールがリリースしているランニングタイツで、メジャーリーガーの田中将大やイチローが使用しているということで一気に広がりました。
このジェネレーターモデルはテーピング技術をいかして”とまる・ねじれる“から守ってくれるランニングタイツです。
他にも長時間しっかりと守るスタビライクスモデルや、膝関節を集中的に守るエキスパートモデルなどがあります。
ランニングをもっと楽しもう
ランニングタイツを着用することでモチベーションアップにもつながるということはすでに書きましたが、走っているうちにだんだんと長い距離が走れるようになるのもまたランニングの醍醐味です。
走る前は「長距離を走るなんて…」とうんざりする人もいますが、いざ走ってみると日常では味わえない爽快感があります。
たしかに汗をかいたり疲労感がたまりますが、普段は気づかないような季節の移り変わりだったり街の景色にも出会えうことができるでしょう。
最初はウォーキングや短い距離からでも構わないので、ウェアをビシッと決めてまずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
※掲載価格は2019年1月14日時点のものです。