いま、サッカーやバスケットボールなど、さまざまなスポーツの世界において、少しずつITデバイスとの融合が始まっているのは皆さんご存知だと思います。
例えば、プレーのビデオ判定やテニスやバレーボールにおけるホークアイと呼ばれる、コンピューター映像処理システムを使ってボールの位置や軌道を分析し、CGで再現することで、イン、アウトの判断、これらはテレビ中継でもよく目にする機会が増えてきています。
今日紹介するのは特に注目を集めているデバイスを厳選してみましたので、早速ご紹介しようと思います!
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サーフィンやスケボーなど、「ボード」に乗って激しい動きをするスポーツ向けに開発された『TRACE』
9軸センサや高感度GPSなどが搭載されており、自動的にすべての動きや経路などを丁寧に記録してくれます。
そのためボードスポーツのような激しく動くスポーツの詳細な「個人データ」を収集することが出来るわけです。
例えば、サーフィンの場合だったら…
- どこのビーチで、どんな波に乗ったのか?
- 最高速度はどのくらいで、何回ターンをしたのか?
- どのくらい大きな波で、どんな経路を進んだのか?
などなど、得られる情報は多岐に渡ります。
特に激しく動くスポーツの場合、いちいち自分の動きを記録するのは非常に困難なので、こういうデバイスがあると自己分析に活用できて便利です。
使い方も簡単で、ボードにそのまましっかりと固定できるようになっているので、あとは電源をONにすれば完了です!
サッカーボールがそのままセンサーデバイスに!『miCoach Smart Ball』
見た目は普通のサッカーボールなのに、弾道・スピード・回転・方向などの多彩な情報を収集できるセンサーを内部に搭載したハイテクボール!
一般的なサッカーボールの規格に準拠しており、ボールのタッチ感などもいたって普通。
内部構造が違うだけで、激しく蹴っても故障することがないように設計されています。
収集されたデータは、Bluetoothによってスマホ端末へ送信されて、専用アプリからじっくりと閲覧できるようになっています。
これらのデータを活かして…
- キック力を上げるためのアドバイス
- プロの弾道との比較や、回転・ブレ球の蹴り方をコーチ
- ミニゲームによる、スキルアップメニューの利用
など、多彩なモードと情報によって、今まで以上に効率よくスキルアップできます。
まとめ
いかがでしたか?アナログ的な要素の多いスポーツの世界において、このようなカタチで最先端のデジタルITテクノロジーが活かされているのには驚きます。
今後、さまざまなスポーツでも応用されていくはずなので、ますます面白いデバイスが開発されていくのに応じてスポーツのいろいろな可能性が広がっていくのをみんなで楽しみましょう!